霊芝(れいし)は認知症に効く?脳を守る自然の力を解説!

年齢を重ねると、「名前が思い出せない」「言葉がすぐ出てこない」など、ちょっとした変化を感じることが増えてきます。将来、認知症にならないか不安に思う方も多いのではないでしょうか。
そんなときに、自然の力でやさしくサポートしてくれる存在として注目されているのが霊芝(れいし)というキノコです。
昔から健康のために使われてきた霊芝は、最近では「脳の健康を守る働きがあるのではないか」と研究でも注目されています。
脳をサビから守る「抗酸化作用」
脳が年齢とともに衰える原因のひとつが、「酸化ストレス」です。
これは、体の中で増えすぎた「活性酸素」が細胞を傷つけてしまう状態のことです。

霊芝には、そんな活性酸素をおだやかに取り除く「抗酸化作用」があると考えられています。
とくに注目されているのが次のような成分です:
- エルゴチオネイン:体内のサビを防ぐ天然アミノ酸(Li et al., 2023)
- 多糖類(たとうるい):細胞を保護してくれる成分(Kuo et al., 2022)
また、霊芝を摂ることで、脳の中で「抗酸化酵素」がより活発に働くようになることも報告されています(Kuo et al., 2022)。
脳の中の「炎症」にもアプローチ
最近の研究では、脳の中で起きる「小さな炎症」も、もの忘れや認知症の原因になる可能性があるといわれています。
霊芝には、この炎症をおだやかに抑える「抗炎症作用」があります。
とくに「多糖ペプチド」という成分が、神経細胞へのダメージをやわらげてくれることがわかっています(Dhanasekaran & Agrawal, 2023)。
毎日の生活の中で、少しずつ脳をいたわるために取り入れたい、やさしい力です。
記憶や集中力を保ちたい方に
「人の名前が思い出せない」「買い物メモを忘れることが増えた」など、ちょっとした記憶のゆらぎは誰にでもあることです。
霊芝は、そうした記憶力や集中力の低下をやさしく支えてくれる可能性があります。
ある実験では、霊芝を摂ったマウスが迷路を早く覚えられるようになり、学習力がアップしたという報告もあります(Rahman et al., 2020)。
また、霊芝には、脳の元気を保つのに大切なBDNF(脳由来神経栄養因子)の分泌をうながすはたらきもあると考えられています(Kuo et al., 2022)。
BDNFは、脳の神経細胞を修復したり、新しく作ったりするときに欠かせない成分です。
脳の健康のために、今日からできること
霊芝は、年齢にともなう変化を感じ始めたあなたの脳を、そっとサポートしてくれる存在です。
でも、健康を守るには、日々の生活習慣も大切です。

以下のようなポイントを意識しながら、霊芝などの自然素材を取り入れてみましょう:
- 栄養バランスのよい食事を心がける
- 軽い運動で血の巡りをよくする
- 毎日しっかりと眠る
- ストレスをためすぎないようにする
これらを意識することで、霊芝のチカラもより発揮されやすくなります。
まとめ
霊芝には、脳の健康を守るためのさまざまなチカラがあると考えられています:
- サビ(酸化)から神経細胞を守る
- 脳の中の炎症をやわらげる
- 記憶力や集中力の維持に役立つ
- BDNFを増やして、脳の元気を保つ
「最近、ちょっと物忘れが増えてきたな」と感じたら、霊芝を取り入れた暮らしを始めてみませんか?
自然のチカラが、これからの毎日をやさしく支えてくれるかもしれません。
🧭 詳しくはこちら
詳しくは以下のリンクからご覧いただけます。
https://linktr.ee/vitagreenjp_lingzhi
【参考文献】
- Li, M. et al. (2023). Neuroprotective effects of Ganoderma lucidum in oxidative stress models.
- Kuo, C. Y. et al. (2022). Ganoderma lucidum extract enhances antioxidant enzyme expression in the brain.
- Dhanasekaran, M. & Agrawal, M. (2023). Anti-inflammatory activity of Lingzhi mushroom in neurodegenerative diseases.
- Rahman, M. M. et al. (2020). Ganoderma lucidum improves cognitive function in Alzheimer’s disease model mice.